2008年05月31日
開発レポート サウンドチーム 人物・お仕事紹介編 その1
こんばんは。
昨日予告したとおりに、シグマ用楽曲の
バイオリン収録に立ちあったメンバー&お仕事紹介をおおくりします。
スタッフロールなどで、見たことのある肩書きだけど
実際どんなお仕事をしているの??という事が多いと思います。
正直私もよくわからない事が多いのです・・・(`・ω・´;)
みなさんと一緒にレッツお勉強です。
まずトップバッターはもちろんこの方!
コンポーザー:浜渦 正志
「コンポーザー」とは「作曲家」の事で、つまりはシグマの楽曲の生みの親です。
お名前に聞き覚えがなくても、浜渦さんが作曲した曲は
きっとどこかで聞いているハズという程の、ベテランコンポーザーです。
(今後ブログ内でお話を伺ってくる予定です。しばしお待ちを・・・)
コンポーザーの主なお仕事ですが
ディレクターから、必要曲数、使用場所、曲の雰囲気などの要望が伝えられ
限られた期間内に曲を制作していきます。
そしてその曲の中で、生音が必要になったものに関して、今回のように録音収録が行われるのです。
(上記のお仕事内容は主にシグマに関してのものですので、
違うタイトルでは、また違った制作方法がとられる場合があります。)
作曲センスはもちろんのこと、求められた数多くの曲を、限られた時間内で仕上げる能力
スケジュール感も重要な能力です。
夏休みの宿題さえまともに提出できなかった私には
そんなハイプレッシャーきっと耐えられません。
バイオリン奏者:桑野 聖さん
今回、シグマの楽曲に華を添え、さらに命を吹き込むのにご協力頂いたバイオリニストです。
東京芸術大学音楽学部入学後、様々な管弦楽団で活躍し
その後クラシックからポピュラー音楽へと転向され、
以後様々なアーティストの楽曲アレンジ・企画アルバム
映画・CM・TVドラマ等への楽曲提供をされています。
2004年に周防義和氏と共に、TBSアニメ「忘却の旋律」手がけられてますね。
鳴り響け、僕のメロス!
実際のバイオリン演奏の方ですが、
なんと初見で弾いてらっしゃるそうなのです!!!!!!!!!
な、なんだってーーーー!!!!!!!!!!
他の収録でも、演奏者さんには当日譜面を渡すことが多いそうです。
初めて知りました。ビックリです(・д・;)スンケ゛ェ
事前に譜面を渡して練習しておいてもらうのかと思ってました・・・。
プロってそういう事なんですね・・・音符をいっこいっこ
「えっと、下から2段目のトコにスッポリハマってるから『ラ』でその1個下だから・・・ド~シ~ラ~ソ♪・・・『ソ』で」
とかやってる場合じゃないんですね。
あたりまえか・・・(・(エ)・;)
エンジニア:小林 彰さん
小林さんも桑野さんと同じく今回の録音のため、
社外からご協力いただきました。
エンジニアとして関われた作品は数多く、「ホフディラン」さん・「秋川雅史」さんのアルバムから
「Yes!プリキュア5」のオープニングなどなど幅広い活躍をされています。
1.2.3.4 プリキュア~♪(5!)
「エンジニア」とは「レコーディングエンジニア」、または「ミキサー」と呼ばれる職種で
簡単に言えば録音のプロフェッショナルです。
ひとえに録音と言っても、音の反響具合を知り、マイクの位置を決め、
専用の電子機器を扱って、音のバランス・音色などを調整といった
専門の知識・技術が求められる...メモメモφ(`・д・´)つ目 ナルホト゛・・・
ハッ ∑∑φ( ゜д゜;)つ目 べ、勉強になりました。
そういえばナニゴンボールのナニーフ博士も
宇宙船を作る時に最後まで悩んでいたのはスピーカーの位置でしたね。
音響は重要って事ですね。
あ、一緒にするなと?
すいません。
シンセサイザーオペレーター&アレンジ:鈴木 光人
「シンセサイザーオペレーター」は、またの名を「マニピュレーター」とも言います。
あまり馴染みがない職種かも知れませんが、
実は曲を最高の状態で完成させるための、とても重要なお仕事です。
ただ、その内容はとても専門的で、音楽の知識に長けていないと
完璧には理解できないかもしれません。
楽譜の「ラ」しかわからない私の理解も相当あやしいです。
よし!私なりの噛み砕いた解釈でご説明をしてみる実験ですφ(`・ω・´) シャキン
!
ええと。
コンポーザーが作曲した曲をそのままゲーム機に入れても
ゲーム機の都合でうまく出ない音があったり、バランスが崩れたりなど、色々問題があります。
シンセサイザーオペレーターは、その曲がゲーム機で最高の状態で表現されるように
音を選んだり、表現できない音を差し替えたり、バランスを調整したりします。
ただ音を選ぶと言っても、その音の元となる楽器についての知識も必要です。
さらにはその楽器を使っての演奏方法も知らなければいけません。
音楽に対しての深い知識、さらに専門機材の知識までもが必要とされます。
まぁスケ゛ェ・・・(;ω;)
つまり、その曲を客観的に分析して、分解して、もう一度元の形に、
あるいはそれ以上の状態に仕上げるお仕事です!
・・・わ、わかりましたか?心配。
シンセサイザーオペレーターの鈴木さんは、シグマではアレンジャーという役割も担っています。
これは出音のみでなく、コンポーザーと協力し曲自体のアレンジにも携わる
いわばコンポーザーの右腕のようなものです。
ふひぃー。
なんとなくご理解頂けてますかね??
正直私も今回のことがなければ知らなかった事がたくさんありました。
ゲーム作るのってやっぱり大変ですね。
今回ご紹介できなかった方々は、また次回におおくりさせていただきます!
(^ω^)ノシ
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