風花さんコラム・第2回
こんにちは!
パーティーキャッスル運営チーム、ブログ担当Sです。
本日は風花さんの2回目の登場となります!
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こんにちは、風花です。
素晴らしいクリエーターさん達の
目から鱗のテクニック満載のコラムは
非常に勉強になっております!
今回はテーマがバレンタインという事だったので、
ちょっと実験的な事をしてみたくなりました。
バレンタインといえば告白、すなわち未知への挑戦ですから!(こじつけ)
という訳で、今回はかなり実験色が強いです。
実験には失敗がつきもの、という事で広い心でお付き合い下されば幸いです。
■実験その1
『男子素体を使って女子を作ってみよう!』
「バレンタイン」というテーマを聞いて、頭の中で
「 制服にコートを着て、待ち伏せしてチョコを渡す女の子」という
ベタなイメージが浮かびました。王道って素晴らしいです。
個人的な趣味で「ポニーテールにダッフルコート」を作りたかったのですが
ふと男性素体をいじっていたら…
…男性素体でいけるんじゃあ…!?
と、悪魔の囁きが…。
しかもこのポニーテール、カットをしなくてもそのまま使えそう
むしろこのまま使いたい!
じゃあいっそ…
■実験その2
『デザイン画を用意しないで作ってみよう!』
そもそもこのパーティーキャッスルは、
イラストがお手軽に3Dに!というのが大きな特色だと思うのですが
その素材たるものを用意しないという無謀な試みです。
展開図を見て、どういう仕組みになっているかという
好奇心も手伝って挑戦してみる事に。
そして改めてパーティーキャッスルの素晴らしさを
再認識する結果になったのですが、それはまた後述。
■実験その3
『髪型をそのまま使ってみよう!』
このポニーテールが理想系なので、形はいじらす、
髪の艶や流れを書き込んでいきます。
ちなみに、展開図はこんな感じです。
うーん、何となく見当は付きますが、細かい部分が不明なので
3Dモデルに直接ガイドをおおまかに描き込んでみます。
艶や髪の流れなど。髪ゴムや襟足の後れ毛なんかもちゃんとあります!
これをまた展開図にするとこんな感じになりました↓
本当にすごくおおまかです。
何となく把握できた気がします。
という訳で、これを更にガイドにして
ペイントツールで髪の流れを描いていきます。
もちろん髪ゴムは茶色です。校則なので。
袴の時と同様、左右対称なので半分だけ描いて
コピぺ反転するというエコも忘れません。
できた素材を反映してみると…
おお、髪の毛の流れがちゃんと揃っています!
何とか形になってきました。よかった…。
■実験その4
『ダッフルコート&プリーツスカートを作ってみよう!』
同じ手順で服を作ってみたいと思います。
髪の毛と同様、大まかにガイドを描いてみます。
清書すると思ってかなりテキトーです。すみません。
★いきなりワンポイント
男子素体で女子キャラを作るにあたり、やはりネックになるのは
胸だと思います。男性キャラなので胸がないのは当たり前なのですが、
やはり女子キャラには胸は重要だと思うのです!
あくまで一般論として!
そこで、胸の影を入れる事で立体感を補います。
これでひと安心です。
さて、ダッフルコートは直線が多いので、きっとわかりやすいだろうと
考えていました。が。
何この複雑な展開図…。
この素敵エディタに慣れていたせいですっかり忘れていましたが
3Dって本来こんなに複雑なものだったんですね…。
だからこそ、イラストをぺたっと貼るだけでキャラクターが作れる
パーティーキャッスルが素晴らしかった訳で…
なんだか初心に還った気分です。
そんな我が身を反省し、泣きながら何とかコートを作ります。
透明部分はお馴染み透過PNGです。襟と袖、裾部分を調整してあります。
そして逆に、これは展開図から作った方が綺麗に作れるな
と思ったのは、プリーツスカートです。
展開図のガイド線に合わせて素材を作る事で
綺麗なプリーツの形になりました。
なるほど、
「イラストをベースにした方が綺麗に仕上がる部分」と
「展開図から作成した方が綺麗に仕上がる部分」を
作品イメージによって使い分けるといいかもしれません。
今更ながら勉強になりました。
■実験その5
『手に何か持たせてみよう!』
バレンタインですから、チョコを持たせたかったので
手のひらに描いてみる事にしました。
箱などの直線的なものだと手の形によって
形が歪みそうなので、丸いチョコボールを持たせます。
手の展開図は判りやすいですね♪
手袋もかんたんです。
バレンタインにチョコボールとはツンデレに違いない!
という事で、表情を描いてぺたりと貼って完成です。
今回はチビキャラで。
■実験その6
『モーションエディタを使ってみよう!』
モーションエディタを使えば、好きなポーズを作れます。
詳細は皆様のブログをご覧頂いた方が確実にわかりやすいので、
個人的に便利だなと思ったところを紹介したいと思います。
指の表情も作れる、というのはエリスさんのコラムでも書かれていましたが、
指は間接も多く、実際にいじってみるととても複雑です。
ですが、モーションエディタはあらかじめいくつかのポーズが登録されているので
簡単に色々試してみる事ができるのです!
例えば同じポーズでも、手の表情が違うだけで
こんなにも印象が変わるのですね。(表情も変わってますが)
モーションエディタ、奥が深いです!
■おまけ
『イラストの真似をしてみる』
完成後、改めてキャラクターのイラストを描いてみたので
さらにそれのポーズを真似してみました。しつこいです。
顔は、イラストを貼る時の角度をちゃんと合わせれば、
正面を向いているイラストじゃなくても
ちゃんと形になりました!すごい!
やっぱり「イラストを貼れる」っていうのが
パーティーキャッスルのエディタの醍醐味ですね!
という事を改めて実感した実験でした。
という訳で、長々と失礼しました。
正式公開がとても楽しみです♪
「祝・ネコ耳&しっぽ実装♪」
風花
- 風花さんコラム
- 2009年02月24日
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