お知らせ

ほぼ全曲解説に挑戦!

こんにちは!
ラスト レムナント で音楽制作を担当させていただいた関戸です。

本日11月20日(木)。
つ、ついに『ラスト レムナント』が発売されました~!
(パチパチパチ~)

この日を迎えるのに、振り返ればいろいろなことがありました(遠い目)。
(レコーディングの昼食時に醤油が飛んで目に入ったり…)

しかし、ゲーム発売を迎えた今となっては、それも良い思い出です。


さて、今日は記念すべきゲーム発売日。
「この溢れ出る想いを形にする方法はないものか…?
そうだ!サントラの“ほぼ”全曲解説をしてみよう!!

そんな勢いで決定したこのブログ。
サントラの試聴&曲の解説に“ほぼ”毎日挑戦していきます。
長い(短い?)間ですが、最後までお付き合いください。

…ですが

この作品のサウンドトラックを語るには、私だけでは困難なため
シナリオだけにとどまらず、
各種設定資料などがすべて頭の中に入っている
イベントプランナー の八木(シャキン!!)、
作曲ならびに、本作品のマスタリングデータ制作にまで
超人的な力を発揮している山中(ピコーン!!)の両名にも協力をお願いし...
ぇ~、はたまたいろいろな人を巻き込みつつ(笑)、
慎重かつ大胆に?
ほぼ全曲に対してコメントをつけさせていただきます。
ゲームやサウンドトラックCDと共に楽しんでいただければ幸いです。
それでは~、どぞっ!
(関戸)


<八木>
初めまして。本作でイベントプランを担当しました、八木と申します。

今回のイベントの曲は、いわゆるゲームっぽい 記号的なものではなく、
それぞれのシーンをより深く見せるための一要素として成り立たせることをテーマに
作曲してもらいました。

割と長い期間を掛けて打ち合わせを進めたのですが、
色々細かい注文が多く、関戸は大変だったのではないかと思います。
しかし、その甲斐あって素晴らしいものが完成したのではないでしょうか。
ぜひ、皆様もその素晴らしさを体感してください。
よろしくお願いします。
(八木)


<山中>
こんにちは、本作で主にダンジョン周りの音楽制作と、
曲のエンジニアリングなどを担当しました山中です。

この作品に対する思い入れや制作中の出来事など色々とありますが、
プランナー八木もコメントに参戦していただけるようですし、
イベント周りの曲のコメントは頼りになる2人の兄貴達にお任せし、
自分はこっそりとダンジョン周りのコメントで顔を出す予定です。
どーぞ、よろしくお願いします。
(山中)

さて、
本日から曲解説が始まります。
現在解説を鋭意執筆中!

第1弾の解説をご期待ください!!

お知らせ

宣伝担当よりお知らせ

はじめまして。
サントラ宣伝担当の○しーと申します。

今日から始まった「帰ってきたSEKITOクリニック」、
皆さん楽しんでいただいてますか?
これからも楽曲が“ほぼ毎日”追加される(予定)ですので
“ほぼ”毎日見にきてくださいね!

さて、宣伝担当より1つお知らせです。

当ブログに設置されている試聴ボタンですが、
複数同時に再生される仕様になっています。

「ゴチャまぜになって聴きづらいよ!」とお嘆きの皆さま!!

お手数ですが、同時再生をせず
1曲ずつSTOPボタンを押して次の曲を再生させてください。
stop.jpg
ご面倒をおかけして申し訳ないです。

これからも“ほぼ毎日”更新の
「帰ってきたSEKITOクリニック」をよろしくお願いいたします。

宣伝担当 ○しー

DISC 1

DISC1 トラック1~トラック7 曲解説!

それでは早速記念すべき第1回の解説を始めましょう!
まずはDISC1に収録される曲からスタートです!!
それでは、どぞっ!

■1.The First Awakening

ラスト レムナントでもっとも象徴的な
レムナント起動音(制作:御子柴)から始まるこの曲は、
本来はトランペットによるメロディーが入っているのですが、
この部分ではあえてそれをはずして、
聖歌隊を前面に押し出してみました。

ディレクターの高井は、
「ゲームスタート前のプレイヤーの気持ちを高揚させる、
ある種の期待感を持ってもらえるような感じにっ!」
と、
それはもう熱く熱く語っていたのです。

ちなみにトランペットが入ったバージョンは、
ラスト レムナントが持ち味とする、
大軍が戦場へ向かう行列の行進をイメージしています。
かなり初期の段階でできた曲です。
(関戸)


■2.Cherished Memories

ラッシュを慕う、妹のイリーナのテーマになりますが、
これから彼女の身に降りかかる出来事を
予感させるような意味合いから、
少し悲哀を帯びた感じになっています。

タイトルデモ曲の「The First Awakening」とは良い感じに対比していて、
この2つの曲でラスト レムナントを表現しきってしまうくらい
ゲーム中に数多く登場することになります。
(関戸)


■3.Opening Suite: The Search

■4.Opening Suite: The Chase

■5.Opening Suite: The Charge

■6.Opening Suite: The Assault

オープニングイベントです。
すべてのイベントの試金石となるべく、かなり時間を掛けて作成しました。
曲の方も同様に試行錯誤を重ねてもらっています。

どこか物悲しい雰囲気から始まって、
少しずつ大きな流れへと向かっていく…。
曲が決して主張しすぎているわけでもなく、
しかし、確実に物語の中枢へと導かれていく感じは流石だなと思いました。
初めてこのイベントが実機で動いたときはゾクッとしましたね。
ああ、これは勝ったな、と(笑)。
(八木)


ゲーム中の多くの人物が登場しているシーンですが、
人物に焦点を絞ることなく、
この世界で起ころうとしている
大きな「何か?」 の始まりを予感させる雰囲気にするために、
あまり音楽では語らないように注意しました。
「何が起きたの?」という感じで
少し突き放された感じがするかもしれませんね。
(関戸)


■7.Clash of Opposites

大軍勢によるバトルが始まります!!
ラスト レムナントの特徴の1つでもあるバトルですが、
その曲のほとんどが
ハードロックにシンフォニックセクションをミックスした感じになっています。
ディレクターの高井は非常にこだわりがあり、
バトルでは
「敵をボコボコにしたくなるような、プレイヤーが熱くなれる曲を!」
という思いがあったのです。

なるほどなるほど~、

ギンギンに歪ませたギターの荒々しいリフに
シンフォニックな部分が絡み合って、
ホルン奏者が真っ赤になって...
「こんなん吹けるかい!」っと怒り出す...

おっと違いました。

相互に高めあって燃えあがれっ!
みたいな感じをイメージして作成しました。
(関戸)


さて、第1回目の曲解説はいかがだったでしょうか?

今後も試聴&解説を続々追加していきますので
これからもSEKITOクリニックをよろしくお願いします!

DISC 1

DISC1 トラック8~トラック16 曲解説!

こんばんは、イベントプランナーの八木です。

ここ数日で一気に寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
風邪など召されないよう、くれぐれもお気を付けください。

さて! 昨日ついに発売となりました「ラスト レムナント」ですが、
皆様どの辺りまでプレイされましたか?

最初の2~3時間はやれることが少ないため、
若干窮屈に感じるかもしれませんが、
ユニオンの編成ができる辺りから俄然面白くなってきます
途中で投げたりせず(笑)、頑張って進めてくださいね。

ということで、前置きが長くなりましたが(笑)、
いよいよ第2回目の解説です。

それでは、どうぞ!


■8.Truths Revealed

■9.All For Her

エマとの初対面イベントです。

ここは「未知なるものとの出会い」をテーマに作曲してもらいました。
狙い通りにはなっているのですが、
今見ると、エマが相当怖い人に見えますね(笑)。
(八木)

ラッシュ自身はまだまだ何が起こっているかを把握できていない状況で、
この時点ではエマも彼を警戒しています。
イリーナを思うラッシュの表情をみると、
リアルタイムでここまでできるのか!と大変驚きました。
(関戸)


■10.Home

■11.Gathering Clouds

穏やかで平和な雰囲気から一転して緊張感あるシーンへ切り替わる。
その対比が面白く、非常に聞きごたえがあります。

なお、「Home」の発注時のテーマは「冬の昼間」というものだったのですが、
こんなボンヤリした発注で、ここまで作れるのは凄いなあ……と、
改めて感動したことを覚えています。
(八木)

ユラム島での兄妹の無邪気なやり取りが印象的で、
前半は明るく、後半はもう既に始まっている
「何か?」に巻き込まれる兄弟の行く末を暗示する
ドス黒い(笑)感じになっています。
(関戸)


■12.Into the Depths (music:山中)

記憶違いがなければ、
この曲が山中担当曲で一番最初にできたもので、
プロジェクト開始時、関戸より
「山中君ダンジョン曲書きーやぁ」
唐突に言われたのを思い出します。

この曲の変わったところでは、
プリペアードピアノをパーカッション代わりに扱い、
メタリックな響きを出しています。
(山中)


■13.Flamedrop

ダンジョン内での通常のバトル曲になります。

この曲はゲーム中のバトル曲でも数少ない
エレキギターが入っていないものになります。
フィールドのバトル曲との対比を考え、
ダンジョンは静かに燃え上がる系に...という思いで作りました。

イントロからテーマ部分が少し長めなので、
ザコキャラとのバトルでは最後まで流れることはないかと思いますが、
後半の曲の展開が自分のターンに来るように工夫すると気持ちイイですよ。
(関戸)


■14.Struggle Eternal

ボスバトル曲になります。

低域のギターのリフでグイグイ引っ張っていく感じですので
少し地味な印象を受けるかもしれませんね。

後半ではハードロック+シンフォニックセクション
スパニッシュなアコースティックギターのソロの組み合わせで、
ダークな感じを強調してみました。

テンポは速くないですが、グイグイ行く熱さはあると思うんですよね。
イントロのギターのリフのミュートしたノート
オープンで濁りのある和音の組み合わせが気に入ってます。
(関戸)


■15.Sliver of Hope

プレイヤーがピンチに立たされたときのバトル曲になります。

バトル中に切り替わるのですが、
このアイデアは
ディレクターの高井が初期の段階で提案していたものです。
非常にシンプルな発想なので、
「ほぉぉぉ~?」っと思っていましたが、
ゲーム中で聴くと
「おぉ~っ!!」と言う風に変化しました。
(関戸)


■16.The Young Marquis

ここでのダヴィッドは、とにかく偉そうな雰囲気を出したかったので、
曲の方でひたすら勇壮な感じが出るように、と発注しました。

ダヴィッドの持つ威厳が非常に良く表現されていて、
自分の大好きな曲のひとつです。
(八木)

逆洞窟入り口付近で光の人影、
そこに彼がいるわけですが、
「?」と感じてもらうためにイントロは非常に抽象的に、
逆に姿が現れてからは非常に具体的なメロディーが鳴り出します。
ここで印象付けておかないと(笑)

最後は少し謎めいたタリスマンのアップで終わるという部分に
グロッケンをおいてみました。
ここは自分でも大好きなシーンの1つで
ラッシュの挙動にハラハラしっぱなし、
今後の彼の成長を祈るばかりです。
(関戸)

お知らせ

ぷれみあむ!

こんにちは。山中です。

今日はラスト レムナント、Xbox 360同梱版プレミアムパックに入っている
プレミアムサウンドトラックについて、お話ししてみたいと思います。

このプレミアムサウンドトラックですが、
なんと贅沢に
バトル曲11曲をメドレー形式でノンストップミックスな内容になっています!
関戸の言葉を引用して表現するならば、
「通勤、通学のお供に!眠気覚ましのハイテンションミックス!」です。

収録時間も通勤、通学にちょうどいい感じの16分53秒です。
爆音で聴きたくなりますが、音漏れにはお気を付けくださいー。

サントラ発売前にバトル曲11曲を特典にと、これだけでもプレミアム!!
しかも曲間のブリッジやら構成などが、
本編サントラとは異なっていて
さらにぷれみあむ!!
12/10発売のオリジナル・サウンドトラックでは聴けない
Xbox 360同梱版限定のサウンドトラックになっております!


以下プレミアムサウンドトラックのリストを公開です。
-------------------------------------
1.Clash of Opposites
2.Flamedrop
3.Struggle Eternal
4.Sliver of Hope
5.Sword Sparks
6.Reversal!
7.The Gates of Hell
8.Press to Victory
9.Turn the Tide
10.Out of Control
11.Beat the Odds

--------------------------------------

実は最後の曲の終わり方が、
本編サントラのラスボスバトル曲を
次に持ってくるとカッコイイ
ように作ってあったりするのですが、
ポータブルMP3プレイヤーなどに
プレイリストを作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。

まだXbox 360本体をお持ちでない方は、
ぜひプレミアムパックの購入もご検討よろしくお願いいたします!

ちなみに関戸は自腹でプレミアムパック購入していました。
1ケ月間財布と相談していたのを僕は知ってます。

ではまたー。

雑記

プレミアムパック!

こんにちは、関戸です。

念願のラスト レムナントPPがぁ…(泪)

pp.jpg

ガシガシやるぞぉ~!!

来月は徒歩で通勤します…(泪)

お知らせ

着メロ&着うた(R)配信のお知らせ

こんにちは。
宣伝担当 ○しー 改め 宣伝担当 まるしーあきお です。

皆さんはこの連休、いかがお過ごしですか?
早速『ラスト レムナント』漬けの毎日でしょうか?(羨ましい…)

「プレミアムパックかぁ…欲しいなぁ
ワンクリックすれば明日には届くなぁ」などと
マウス片手に悶々としている間に、まるしーの連休は終わりを迎えそうです。

さて、
今日は『ラスト レムナント』ファンの皆さんに耳寄りな情報が…
なにやら携帯電話でも『ラスト レムナント』の楽曲が聴けるらしいですよ!?

詳しい情報は、新○人間っぽいモバイル担当に説明していただきましょう。

(n‘∀‘)η< ヤサーン!説明よろしくー。

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はじめまして。モバイル担当のヤサーンです。

ついに発売となった『ラスト レムナント』!
みなさま楽しんでおられますでしょうか?
ゲームに没頭するあまりに学校や会社をお休みしてはいけませんよ!(笑)

本作の発売を記念して、
『スクウェア・エニックスメロディ』にて着メロを、
そして
『スクエニMobile』にて着うた(R)を好評配信中です!

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熱く燃えあがるギターリフを…
物悲しくも力強いメロディを…。

皆様のお越しをお待ちいたしております。

モバイル事業部 ヤサーン
==========================================================

ヤサーン、熱い説明をありがとう!

まるしーも早速、「Reversal!」の着うたをダウンロードしてみました。
こ、これは…アツイ!カッコイイ!!
アドレナリンが分泌しまくりで、携帯が鳴るたびに
いつでも戦闘モードに突入できそうな気分です。

「ゲームはまだ買ってないけど曲がほしい」という方も
「俺はケータイでしか曲は聴かない」という硬派な方も
連休中『ラスト レムナント』一色な方も…
「ラスト レムナント』ファンは
ケータイサイトに(n‘∀‘)ηレッツアクセス!

宣伝担当 まるしーあきお

DISC 1

DISC1 トラック17~トラック21 曲解説!

こんばんは。山中でございます。

皆様、3連休は『ラスト レムナント』三昧でしたでしょうか?

関戸はと言うと、御存じの方もいらっしゃると思いますが、
11月22日(土)に後楽園にあるJCBホールで行われた
FINAL FANTASY XIのファンイベント「ヴァナ★フェス2008」
THE STAR ONIONSの一員として、
ギターを携え参加してきた模様です。

きっとMCではこのサントラの告知もしてきてくれたことでしょう。

プランナー八木はというと、

これからミーティングなのでご機嫌を伺ってまいります!
(何のミーティングかはナイショ)

さて、本日はワールドマップを挟み、
アスラム及びパブギルドの曲のお話になります。

では、どぉ~ぞ~。


■17.The Known World(music:山中)

ワールドマップ曲です。

ゲーム中ワールドマップでは一息入れる意味合いで、
サウンドジングルの様な短い構成の曲にしています。
曲中のリバースギターは、
関戸が弾いたギターを躊躇なくひっくり返しています。

実は関戸と共作した、
もう一つのバージョンも存在
していて非常に良い出来なのですが、
一生世の中に出ることはないでしょう。
(山中)


■18.The City of Heroes

アスラムという街の音楽です。

まだ若きダヴィッドが彼の父から譲り受けた領土ですが、
人々は平和に暮らしながらも活気があり、
まだまだ繁栄を遂げるであろうという雰囲気を出したかったので、
あまり大人しくならないように注意しながら作った曲です。

中間部分から後半にかけての女性スキャットは、
彼を思う母親像をイメージしています。
(関戸)


■19.A Friendly Ear

パブの曲になります。

落ち着いた雰囲気を大切にしながら、
ちょっと哀愁も感じさせる仕上がりになっています。

アコースティックギターは自分で弾いてみましたが、
む~...
なかなかしっとりしたイイ音になっていると思います(笑)。
(関戸)


■20.An Open Mind

■21.Fair Judgment

ギルドの曲になります。

室内で奏でられている雰囲気にしてみました。
ここではいろいろなやり取りがあると思いますが、
たまには音楽に耳を傾けながらくつろいでみてください。
(関戸)

お知らせ

質問・コメント募集中!

こんばんは、宣伝担当 まるしーあきおです。

連休中にPCモニター前で
プレミアムパックを買うか買うまいか悶々と悩んでいたら
どうやら右手がクリックをしていたようです。
明日我が家にPPが届く旨のメールがきました。

・・・わーい。

そんな金欠状態の宣伝担当より皆さんにお知らせです。

現在スクウェア・エニックス メンバーズ内にある
『ラスト レムナント 特設サイト』では
ラスト レムナント開発陣へのコメントを募集しています。

『ラスト レムナント 特設サイト』

message.jpg
特設サイト内の↑のバナーをクリックして
メッセージ・質問を送ってください!

※メッセージを送るにはスクウェア・エニックス メンバーズへの登録が必要です。


当ブログの主・関戸はもちろん、
ブログで解説中の山中、八木へのメッセージや質問も大募集中
です。

いただいた質問に関しては
当ブログにてブログの主が
“ほぼ”全部(あくまで“ほぼ”)に答えていく予定ですので
ドシドシ質問を送って下さいネ!


皆さんからの愛のメッセージ&ご質問を、
お待ちしております。

以上告知でした。

今日の試聴曲と解説はすぐ下のエントリーにありますので
そちらもご覧くださいませ。

宣伝担当 まるしーあきお

DISC 1

DISC1 トラック22~トラック25 曲解説!

こんにちは、お昼は比較的暖かく夜はめっちゃ寒い、
こういう気温の差が激しいときに風邪をひきそうになる関戸です。

帰宅後の 手洗いうがいで 風邪予防!!(By T.Sekito)

さて、本日は『ラスト レムナント』のサウンドディレクターの御子柴
登場していただきます。
それではよろしく~っ!!

=====================================================
はじめまして、御子柴です。
「ラスト レムナント」が発売されて約1週間経ちましたが、
みなさんはどの辺りまで進んでいるでしょうか?

ちなみに私は昨日Disc2に突入しました。
どっぷり浸ってます…

Reversal!かっこえぇ!

「ラスト レムナント」の中で私が一番のお気に入りの曲で、
開発中はイケイケバトルって言ってました(笑)。

あれ?
今日はまだこの曲は試聴できないっぽい…
明日こそ試聴できるようになるといいんですがねぇ。
(御子柴)
=====================================================

いやぁ~、ええこと言いますね!!(笑)

サウンドディレクター 御子柴お気に入りの「Reversal!」は
明日、試聴と解説をしようと思いますので、
皆さんも楽しみに待っていてください。

それでは、今日の曲解説をどぞっ!


22.Ante Up(music:山中)

開発中にはChaosギルドと呼ばれていた曲です。

関戸の上記2曲
(DISC1 トラック20.An Open Mind、DISC1 トラック21.Fair Judgment)の
完成後に作られた曲です。
よって使用できる楽器が限られていたのは不幸中の幸いで、
あっさり完成した覚えがあります。
イントロはどんより悪めなイメージですが、
後半は優しいメロディーラインにしています。
(山中)


23.Creeping Shadows(music:山中)

ダンジョン曲です。

徹底的にフレーズをそぎ落とし、緊張感とある一定の恐怖感を出しています。
寝る前に聞かない方がいいと思われます。
(山中)


24.Rolling Hills, Sprawling Plains

霊峰ヴァッケルなどのフィールドの曲になります。

景色的には青い空がズバーっと広がる部分も多くあるのですが、
敵もワラワラといたりしますので少し緊張感も持たせるように考え、
イントロ部分のピアノのリフはクローズドボイシングでゴワゴワにしています。
それに続く部分は特にメロディーらしきものを配置せず、
ガシガシ進んでいく感じですが、
後半はそれを払拭するかのようなのびやかな展開
メリハリをつけてみました。
(関戸)


25.Sword Sparks

これは通常のフィールドでのバトル曲になります。

開発の初期に出来ていたものですが、
いろいろとブラッシュアップを繰り返していくうちに...
ディレクターの高井から
「初期の荒々しい感じが取れてしまった...ごるぁ~いけーっ!
みたいな感じをもっと強調してほしい。」

コメントをいただきまして...

山中とも「な~るほど...(^^;」っと、
こんな感じになり、
かと言って元に戻すのは簡単なことなのですが ..
.いろいろと工夫を施し荒々しさも復活させつつ、
より良い感じに仕上がった1曲だと思います。
(関戸)

DISC 1

DISC1 トラック26~トラック29 曲解説!

こんばんは、コメント募集に
たくさんのメッセージをありがとうございます!!
思いのほかたくさんの熱いメッセージが届きまして、
びっくりしてしゃっくりが止まらない関戸です。

さて今日は、ボイス担当の五十川に登場していただきます。
それではどうぞーっ!!

===========================================================
こんばんは
ラスト レムナントでボイスを担当している五十川です

今回は期間限定の復活、祝「帰ってきたSEKITOクリニック」という事で…
関戸にギターやラスト レムナントについて色々質問してみました ・∀・)ノ゛

■Q.1 最近良く使うギターは?■
1.ストラト
2.レスポール
3.フォークギター
4.エアーギター

■Q.2 良く使うギターの弦は?■
1.D’Addario
2.ERNIEBALL
3.楽器屋で特売している弦
4.針金を買ってきて自作した弦

■Q.3 良く使うギター用シールドケーブルは?■
1. Castam Audio Japan製
2. 某オークションサイトで買ったBelden製
3. ギターを購入した時にオマケで付いてきたノーブランド製

■Q.4 今回のギターはどのようにしてレコーディングしましたか?■
1.ライン録り
2.一発生録り
3.リアンプ
4.そもそも自分で弾いてない

■Q.5 最近良く読む雑誌は?■
1. ヤングギター
2. ギターマガジン
3. キタ━(゜∀゜)━!!!!! マガジン

■Q.6 108個ある関戸の持ちネタで一番得意なネタは?■
1. 1番目
2. 108番目
3. 隠しネタの216番目


■Q.7 ラストレムナントのゲーム中で
一番喋る回数が少ない台詞はどれでしょう?■

1. ラッシュ「イリーナ」
2. イリーナ「お兄ちゃん」
3. ダヴィッド「イエス マイ ロード!」


■Q.8 質とボリュームを総合的に見て良く出来てると思うのはどっち?
1. ラスト レムナント オリジナル・サウンドトラック(CD3枚組)
2. スエ○ロのタイムサービス ステーキランチ(アイスコーヒー付)

===========================================================
ぉぉ~
彼と自分にしかわからないネタも入っていたりしますが(笑)、
ばっちり回答させていただきますので、今しばらくお待ちください~。

それでは、曲解説のほうは御子柴(サウンドディレクター)一押しの
「Reversal!」からいってみましょー!!


■26.Reversal!

プレイヤーが優勢になった時に鳴り出すバトル曲です。

通常よりも激しく、より激しく!!
という感じでツーバス踏みまくりーの、
普通より半音で5つ分低いLowBチューングで重低音出しまくりーの、
刻みーの...
あまりに低いとギターの歪みの倍音成分が
ドラムのキックに近い音域までいってしまうので、
山中も相当苦労してミックスをしてくれたんじゃないかと思います。

タイトでスピード感のある仕上がりに感謝!!
(関戸)


■27.Horns of Victory

バトルに勝利した時のファンファーレになります。
(関戸)


■28.Evil's Advance

このイベントの発注時のテーマは「恐怖」です。
テーマ自体は単純なのですが、
実際に作成されたイベントと合わせて、
ワグラムの訳の分からない不気味さを表現できたのではないかと思います。

ちなみに、この曲を夜一人で聞くと、寝られなくなることうけあいです。
(八木)

ワグラムにはある種独特の雰囲気を持たせたかったので、
こういう変わった感じにしました。
八木のシナリオにおける解説も絶妙で、
彼のナレーションでラジオドラマを作ると面白いんじゃないか?
本気で思いましたね。
(関戸)


■29.Glittering Gold

セラパレスという都市の曲です。
アスラム領の親都市にあたる大都市なので
イントロの雰囲気と後半のスキャット部分に
なんとなくですが共通した雰囲気を出してみました。
本来セラパレスのほうが先にある街なんですが、
アスラム曲のほうが先に出来ていたので微妙な感じですね。
(関戸)


…と言う感じで、
このあと五十川の質問への回答をアップしますので御用とお急ぎでない方は、
また見にいらしてくださいね!!

雑記

質問に答えますよっ!

こんばんは
本日2回目の投稿になります、関戸です。

さて、早速ですが
先ほどのエントリーで出た
五十川からの質問全てに答えたいと思います。
(今日の曲解説は↓のエントリーになります。
未読の方は、ぜひそちらからご覧ください。)

============================================================
■Q.1 最近良く使うギターは?■
1.ストラト
2.レスポール
3.フォークギター
4.エアーギター

○回答○
普段はほとんど「4.」ですね。
って、わはは!!(笑)手強いですなぁ~

実際のところは、「1.」と「2.」の中間と言いますか…。
ストラトをベースにレスポールのニュアンスも出せるようにフロントと
リアP.U.をシングルタイプのH.B.に交換し、抵抗をオレンジドロップに、
ボリュームのポッドなどを少し改造してあります。


■Q.2 良く使うギターの弦は?■
1.D’Addario
2.ERNIEBALL
3.楽器屋で特売している弦
4.針金を買ってきて自作した弦

○回答○
「2.」です。(と、あっさりはずしてみる)
比較的明るい音のような気がしますね、気のせいかもしれませんが…
「4.」はまだ試したことないですねぇ(笑)。


■Q.3 良く使うギター用シールドケーブルは?■
1. Castam Audio Japan製
2. 某オークションサイトで買ったBelden製
3. ギターを購入した時にオマケで付いてきたノーブランド製

○回答○
「2.」ですね、よーくご存知で(笑)。
Belden8412マイクケーブルに方向性を持たせて
標準ジャック仕様にしている(いわゆる定番)モノです。

「1.」も「3.」もたまーに使いますよ、
ギターケーブルはほかにも10種類くらい持ってます。


■Q.4 今回のギターはどのようにしてレコーディングしましたか?■
1.ライン録り
2.一発生録り
3.リアンプ
4.そもそも自分で弾いてない

○回答○
「1.」、「2.」、「3.」をミックスしている感じですね。
バッキングが「2.」、「3.」で、リードが「1.」が多いです。
おーっほっほ、アコースティックギターのトラックは、「4.」もありますよ。


■Q.5 最近良く読む雑誌は?■
1. ヤングギター
2. ギターマガジン
3. キタ━(゜∀゜)━!!!!! マガジン

○回答○
おもろいなっ!!このネタください!!(笑)
「1.」と「2.」は、友人からいただくことが多いです、1ヶ月遅れで(笑)。
「3.」はまだ見たことがないっす。

■Q.6 108個ある関戸さんの持ちネタで一番得意なネタは?■
1. 1番目
2. 108番目
3. 隠しネタの216番目

○回答○
もう残すところあと2個。
忘年会用にとってある「2.」になるかと思います(笑)。
以前、「3.」みたいなことを言ったような気も…?


■Q.7 ラストレムナントのゲーム中で
一番喋る回数が少ない台詞はどれでしょう?■

1. ラッシュ「イリーナ」
2. イリーナ「お兄ちゃん」
3. ダヴィッド「イエス マイ ロード!」

○回答○
ダヴィッドは領主ですからね、っと素で答えてみる。
「3.」!!


■Q.8 質とボリュームを総合的に見て良く出来てると思うのはどっち?
1. ラストレムナント オリジナル・サウンドトラック(CD3枚組)
2. スエ○ロのタイムサービス ステーキランチ(アイスコーヒー付)

□回答□
めちゃめちゃおもろいな~!!(笑)
「2.」も確かに絶妙のバランス、捨てがたいのですが~
今回は「1.」ですぜっ!!
============================================================

と、五十川の質問に答えてみました。

こんな感じで、
五十川のみならず、皆さんからの質問にもバンバン答えていきますので
ドシドシ質問を送ってくださいね!!

質問は、
スクウェア・エニックス メンバーズ『ラスト レムナント 特設サイト』内の
「メッセージを送る」から送れますよ!
※メッセージを送るにはスクウェア・エニックス メンバーズへの登録が必要です。

それでは皆様、
ご質問やメッセージをお待ちしております~!

DISC 1

DISC1 トラック30~トラック34 曲解説!

こんばんは、イベントプランナーの八木です。

先週、
「風邪など召されないようお気を付けください」などと
偉そうなコメントを言っていたにも関わらず、
きっちり自分自身が風邪を引いてしまいました。

あああ、のどが痛い~なんか気持ちわるい~
うう、せめてこれ以上悪化しないようにしないと……

皆様はこうならないよう、本当にお気を付けください。

閑話休題。

それでは、本日も張り切って曲の解説に参りましょう!
DISC1もいよいよ終盤ですね。どうぞお楽しみください。

■30.Dark Secrets(music:山中)

ダンジョン曲です。
ある程度の薄気味悪いメロディーと
薄気味悪い展開を持った曲だと思われます。

淡々と刻むリズムシーケンス
ス~ッと現われては消える旋律が気味悪いです。
(山中)


■31.A Special Girl

■32.Slipping Through Your Fingers 

「Slipping Through Your Fingers」
「策謀」をテーマに作曲してもらっていました。
そのテーマ通り、ダヴィッドとワグラムのイヤ~な会話時に使われています。
曲の最後は「打ち切った感」を出すため、
ああいう形にしてもらったのですが、
これまたイヤ~な感じがにじみ出ていて素晴らしいですね(笑)。
(八木)

グラフィックが美しいですね。
前半は透き通った冷たい感じを出したかった。
で、ワグラムが登場し、彼の語りがあってバトルに突入するという感じなのですが、
最後のピアノの終わり方は八木のアイディア
すごくイイ感じに仕上がりました。
(関戸)


■33.The Ageless Mage

「Evil's Advance」(DISC1 トラック28)アレンジしてもらうことで、
不気味さから一転、
ワグラムの激しい一面を表に出せるようにしてもらいました。
短いながら、非常にインパクトがある曲です。
(八木)

少し変わった音使いをしています。
(関戸)


■34.The Bonds of Friendship

非常にシンプルなピアノから始まります。
冒頭部分にはアスラムのイントロのイメージを持たせてみました。
シンプルなピアノでのアプローチは山中のアイディアですが、
こういう表現は自分だけでは思いつかなかったと思います。
(関戸)

雑記

メッセージありがとうございます!

こんばんは、
宣伝担当 まるしーあきおです。

ついに昨日でDISC1に収録される34曲の曲解説が終了しました。
皆さん、いかがだったでしょうか?楽しんでいただいてますか?

一息つく間もなく、来週からはDISC2の楽曲解説と試聴も始まりますので
来週の更新も楽しみに待っていてくださいね!

さてさて、このブログを通じて
皆さんからメッセージを募集しておりますが…

たくさんのメッセージ、本当にありがとうございます。

当クリニックの関係者を代表して心よりお礼申し上げます。

さて、本日のクリニックでは
メッセージをくれた皆さんに感謝の気持ちをこめて、
皆さんのメッセージに対する関戸達のコメントを掲載したいと思います。

あんな話やこんな話にもいろいろ答えてもらいましたよ~!
それでは~どうぞ!

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<メッセージ>
発売前から公式サイトで何曲か試聴させていただいてはいましたが、
やはり圧巻の一言ですね。
激しいロック調な戦闘音楽がたまらなく好きです。
シチュエーションによって刻々と変化してゆく感じもたまりませんね。
ゲームにおけるBGMの役割は個人的にかなりウェイトが高いのですが、
ラストレムナントに於けるそれは私の中で最高です。

ゲームではまだまだ序盤なので
これからもっとすばらしい楽曲と出会えるのかと思うとワクワクしてたまりません。
これからすばらしい音楽をこの業界に奏でていってくださいね。

<コメント>
関戸です。メッセージ、ありがとうございます!!

バトル中にモラルの変化によってBGMが変化するのは、
ディレクターである高井のアイディアで、
今回はより良い形でそれが実現できたのではないかと思っています。
実際にゲームをプレイしてその変化に遭遇すると、
何とも言葉では表現が難しいのですが、しいて言うならば...

「キタ---------ッ!!」

になるかと思います(笑)。
ぜひ体感してみてください!!
今後ともますます精進していきますので、こうご期待くださいませ~!!

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<メッセージ>
敵を追い込む時のような、爽快で盛り上がる音楽を通常の戦闘音楽で欲しかった!

<コメント>
関戸です。メッセージ、ありがとうございます!!

最初の回答に近いものがありますが、
「キタ---------ッ!!」という感じをより強調するために、
モラルの変化量が少ない場合(平常時)はリフを主体としたBGMですので、
パッと聴いた感じは比較的地味な(笑)印象があるかもしれませんね。

とは言っても、

そこに込められたモノは熱く熱く
ぇ~ご指摘いただいた「敵を追い込む時のBGM」にも勝るとも劣らないっと...
ん~自分ではかなーり気に入っていたりしますので
機会がありましたら...

12月10日発売予定の
「ラスト レムナント」オリジナルサウンドトラックCDで
ご確認いただけましたら幸いです!!

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<メッセージ>
とても絵がきれいで、ワクワクしながらやらさせていただいています。

<コメント>
メッセージ、ありがとうございます。
開発チームに伝えておきます!!

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(メッセージは一部中略させていただいているものもあります。ゴメンナサイ by 宣伝担当)

…まだまだメッセージはあるのですが、本日はここまで。

皆さんからのメッセージに関戸、山中ともに
できる限りコメントしていきますので
バシバシ質問やメッセージを送ってくださいね!

質問・メッセージはスクウェア・エニックス メンバーズ内
『ラスト レムナント 特設サイト』から。

明日も皆さんから送られてきた質問&メッセージを紹介する予定です。
もちろん関戸と山中のコメントもありますよ!

それでは、明日の更新をお楽しみに!

宣伝担当 まるしーあきお

雑記

メッセージありがとうございます! その2

こんにちは
宣伝担当 まるしーあきおです。

昨日に引き続いて
皆さんから寄せられた質問、メッセージに関戸、山中がお答えいたします。

コメントにもボリュームがありますので早速どうぞ!

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<メッセージ>
予想してた以上に音楽いいです!!
プレイするのも忘れて聞きいっています。
ところで、
クリニックにThe Known Worldの別バージョン?が存在すると書いてありますが?
・・・是非とも聞いてみたいものです。
他にもこのような曲があるとすれば、
すごく聞いてみたいのですが・・・無理ですかね?

<コメント>
関戸です。メッセージ、ありがとうございます。
「The Known World」に関しましては、作曲者の山中からコメントしてもらいますね。
(関戸)


山中です。メッセージ、ありがとうございます。
基本お蔵入りのテイクなので、
宇宙の彼方に消えて無くなったとお考えください
宇宙の彼方に消えて無くなった曲の印象を一言で語るならば、
とても神聖な感じのする曲でした。
(山中)

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<メッセージ>
「ラストレムナント」の楽曲を作曲するに当たって、
開発チームが「サガ」シリーズのチームということもあって
やはり「サガ」シリーズの楽曲を意識して作曲されたのでしょうか?

<コメント>
関戸です。メッセージ、ありがとうございます。
「ラスト レムナント」は新規のタイトルとして立ち上がりましたので、
当初より既存のどのプロジェクトとも違った雰囲気を出すことができればっ!!
考えて取り組んできました。
(関戸)


山中です。メッセージ、ありがとうございます。
開発チームは「ラスト レムナント」チームという認識が強いです。
ですので、全くの新規タイトルと捉え開発にあたりました。
(山中)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<メッセージ>
はじめまして
『武蔵伝』の頃から 関戸さんの楽曲が好きなものです。
ラストレムナントは「Reversal!」と「Press to Victory」が好きです。
早速、関戸さんに質問なんですが
関戸さんが一番気にいっている曲が知りたいです。
あと関戸さんが今回ラスト レムナントの楽曲を製作するにあたって
どのくらいの期間がかかったのか教えてください。
ラスト レムナントのサントラの曲が多いのですごく気になります。
あと可能であれば作曲しているときの機材も知りたいです。

今後、関戸さんがスクエ二で新作タイトルを担当することが
あったら曲を聴くのが楽しみです。頑張ってください。

<コメント>
関戸です。メッセージありがとうございます!!

>『武蔵伝』の頃から 関戸さんの楽曲が好きなものです。

『武蔵伝』!!
めちゃめちゃなつかしーですね!!
かれこれ10年も前の作品になりますが、
覚えていただけていて大変光栄でございます!!

>関戸さんが一番気にいっている曲が知りたいです。

さて~
ラスト レムナントの中で一番気に入っている曲と言うことで
1曲だけ選ぶとすれば、(どれも好きなんですが...笑)
すばりエンディングの曲になります!!
ぜひゲームをクリアして、まずはゲームの中で聴いていただけると大変嬉しいです。

>今回ラスト レムナントの楽曲を製作するにあたって
どのくらいの期間がかかったのか教えてください。


制作にはどのくらいの時間がかかったのか?ということですが...
日々の音楽制作業務は
他のプロジェクトも兼任している状態ですので、
正確な時間を出すのは大変難しいのです、スミマセン!!
ですが...
単純に1曲を作り始めてから完成させるまでの時間で言いますと、
1~2日と言ったところでしょうか、
ボツにならなければ(笑)。

使用機材に関しては、
自分より山中のほうが的確にお応えできると思いますので、山中君、お願いします!!
(関戸)

>可能であれば作曲しているときの機材も知りたいです。

山中です。メッセージありがとうございますー!
関戸に代わり、
山中が機材周りと作業のやり取りをごく簡単にご説明いたします。

例えば、バトル曲を制作する際の流れですが、
関戸がLogicという音楽制作ソフトで
曲の雰囲気がわかる程度のデモを制作いたします。
この段階で関戸はエレキギターなどを録音していました。
このタイミングでディレクターのチェックを受け、
OKが出ればさらにアレンジを詰めます。

その後、例のlogicのデータを関戸から山中が受け取り
Cubaseという音楽制作ソフトで
さらにブラッシュアップ&トラックダウン(ミックス作業)を行います。

この説明もかな~り端折ってまして、
実際はあ~でもない、こ~でもないと
曲が関戸と山中の間で何度もキャッチボールされる事になります。
(山中)

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(皆さんのメッセージの一部を中略させていただいたものもあります。ゴメンナサイ by 宣伝担当)


…いかがだったでしょうか?

まるしーは作曲機材のことを
最後の山中の回答で初めて知りました。
(宣伝担当なのにそれでいいのか?)

いやぁ、皆さん、為になる質問ありがとうございました!

皆さんも『ラスト レムナント』の楽曲への疑問や感想など
なんでもメッセージを送ってくださいね!
あなたの質問やメッセージに、クリニック関係者が誠心誠意答えます!!

質問・メッセージはスクウェア・エニックス メンバーズ内
『ラスト レムナント 特設サイト』から。

明日からはDISC2の曲解説が始まります!
クリニック関係者も再度気合を入れなおしてがんばりますので
皆さんお楽しみに。

それではまた!

宣伝担当 まるしーあきお